スラバヤ(Surabaya)は人口約300万人、東ジャワ州(Jawa Timur)の州都にあたり、ジャカルタ(Jakarta)に次ぐインドネシア第2の都市です。 2017年の経済成長率は5.45%、全国平均5.07と比べ高い数字になっています。
オランダ植民地時代からの建物が数多く残る古都でジャカルタに比べ渋滞が少なく、豊かな自然が残る港湾都市です。 巨大な白いサメと鰐は町の名前の由来でシンボルにもなっています。 ごみや環境に対する意識も高く毎年最高賞である「アディプラ賞」を2012年から連続して受賞しています。
製造業に加え米、サトウキビ、コーヒー、カカオなど農作物、水産物、塩などの生産量が多い。 鉱業、石炭、石油、ガス精製所に対する依存度は他の地域に比べ低くなっています。
Airlangga University、Sepuluh Nopember Institute of Technology、Petra Christian University、University of Surabaya、Narotama Universityなどの高等教育機関が多いことから、最近ではその人材を当て込んだソフトウエア―関連企業の進出も見受けられます。
スラバヤ市中心街から南へ約17km離れたところにジュアンダ国際空港があります。ジャカルタのスカルノハッタ国際空港に次いで2番目に利用者の多い空港となっています。
天然の良港タンジュンペラク(Tanjung Perak)港を中心に、オランダ植民地時代から貿易の中心として栄えていました。タンジュンペラク港はジャカルタ近郊のタンジュンプリオク港に続き第2の港です。
ジャワ島横断高速道路が2018年12月に開通しスラバヤからチカランまで約12時間で結ばれました。 列車(寝台列車もあり)はスラバヤ-ジャカルタ間を約9時間で結び1日2往復4本が運行しています。